「台湾を語り、会員の絆を深める交流会」を開催しました

 2021年11月6日(土)午後5時半より、東京第一ホテル松山にて、女優であり、歯科医師・エッセイストとして活躍中の一青妙さん(愛媛台湾親善交流会PR大使)をゲストに迎え、愛媛台湾親善交流会主催による「台湾を語り、会員の絆を深める交流会」が開催されました。

コロナ感染者数は大きく減ったとはいえ、愛媛県はまだゼロにはなっていない状態というのもあり、感染対策を行いながらも合計55名の参加をいただき、久しぶりに会員相互の交流を深めることが出来ました。

会は台湾からの留学生である陳さんによる司会で進行し、古川会長による開式の挨拶、一青妙さんの挨拶のあと、出席賛助会員企業による簡単な自社紹介がありました。

出席賛助会員:道後温泉旅館組合、近畿日本ツーリスト株式会社、株式会社オーエス経営センター、一般社団法人愛媛県観光物産協会、株式会社古湧園、株式会社砥部焼千山、株式会社フジトラベルサービス、芙蓉コンサルタント、東京第一ホテル松山、株式会社MOBURU COPORATION、愛媛県議会議員菊池伸英

続いて本日のメイン行事である、トークショー。出演は古川会長と一青妙さんの他、台湾原住民プユマ族と日本人のハーフであり、留学ののち現在道後温泉で働いている守屋さんの3名。


トークは守屋さんの生い立ちから、台湾における原住民の状況など。守屋さんの世代は学校で北京語を習っているけど、上の世代だと北京語がしゃべれないため、部族間の交流は日本語で行うとか、守屋さんはおばあちゃんに日本女性として厳しく躾けられたため、日本に来た際に同世代の若い女性たちの様子に驚いたとか…、非常に興味深い話題が満載でした。

また、一青妙さんの愛媛とのかかわりについてはこれまでに何度もお話をしてきましたが、今回は時の人である岸田首相の台湾との関わりと、一青妙さんの顔家との関わりが興味深い内容でした。(トークショーではなく開式時の挨拶で紹介)

顔家は基隆を居とする台湾の三代財閥の1つであり、その2ブロック離れた場所にあったのが岸田首相の曽祖父・岸田幾太郎さんが営んでいた岸田呉服店と岸田喫茶部。もちろん今となっては詳細はわかりかねますが、当時は交流があったのではないだろうかとのこと。

そのあたりの詳細は一青妙さんのブログに記載されていますので、ご興味のある方はご覧ください

HITOTO TAE
2021.10.01「岸田次期首相のご先祖と顔家は台湾基隆でご近所さん!」
https://hitototae.com/essay/5905

その他にも、基隆についての話題とか、台南は台湾の京都と呼ばれるが実は大阪イメージだとか、会場が笑いに包まれる話題もたくさんありました。

終盤には学校を卒業するまで日本統治時代の台湾に暮らしていた蔵原特別会員が登壇し、台湾の三代財閥についての解説をいただきました。



引き続き懇親会。新山副会長の乾杯の音頭にて開宴。


久しぶりの会合ということもあり、ホテル自慢の料理に舌鼓を打ちながらも、あちらこちらで交流を深める会員。


話題の多くは次はいつ台湾へ行けるのかということ。まだすぐに定期便復活は難しいかもしれないが、チャーター便であればそれより早く実現出来るのではないか?もしそうであれば行政の力も借りて、古川会長と行く台湾ツアーを企画しようという話も出ていましたが…。


懇親会終盤には、古川会長自らが育てた蓬莱米の代名詞と称賛された台中65号」を賞品にしたビンゴ大会を開催。途中、古湧園 遥と道後プリンスホテルの宿泊券も追加され、そんな話は聞いていないと暴れる某社長を無視して大盛り上がりでした。

最後に、野村副会長による万歳三唱で締めくくり。


楽しい時間はあっという間。またの会合と、1日も早い台湾との交流を祈念して閉会となりました。




※当会役員およびトークショー登壇者以外の方については、お顔がはっきりとわかる写真については個人情報の観点からお顔にモザイクを入れさせていただいておりますのでご了承ください。